交通事故に遭ったとき、あなたはどうしますか?
2019年02月20日
事故に遭ったとき、あなたはどうしますか?
事故に遭われた経験がある方は、分かると思いますが、その時は気が動転してどうしたらよいか分からなくなったりします。
経験がない方はいざという時、役に立ちようにこの豆知識ブログを参考にしてみてください!
交通事故に遭ったら被害者救護!
事故を起こしたらまず最初にすることは、相手に怪我がないか確認し、すぐに救護することです。
加害者に義務付けられていることがあり、一番大切なことは被害者救護です。
これを怠ると、罰金または懲役を課せられるので注意が必要です。
人の死傷を伴う事故の発生後、怪我人の救護や道路上の危険を防止することなく事故現場から立ち去った場合は「ひき逃げ」となります。
ですので、負傷者がいる場合は、まず救急車を呼ぶこと。
止血などの応急処置もできればベストで、頭部外傷の場合はむやみに動かさないことも大切です。
事故後余裕があったら、道路上での二次的事故の防止のため、事故現場の散乱物を除去したり、発煙筒で事故があったことを示しましょう。
次に、警察に連絡をします。
どのような事故であっても必ず警察に報告しなければなりません。
軽い事故や衝突時に大した傷がないなど、警察への届け出が場合、後でむち打ちなどの後遺症が出てきたり、車の修理が必要になっても、事故証明がなければ自動車保険は使えません。
任意保険に加入している場合は、保険会社にも早めに事故の報告をしておきましょう。
交通事故現場ですることは?
必ず警察に連絡をして事故の調査・確認をしてもらいましょう。
事故現場の実況見分が行われます。
警察が来るまで、現場はできるだけそのままの状態にしておく必要があります。
車の位置関係、道路のタイヤ痕、スリップ痕、事故現場の見通しはどうだったのかなど、把握しておき、できれば携帯カメラで写真を撮っておく良いでしょう。
目撃者は重要で、事故の目撃者がいる場合は必ず、警察の実況見分に立ち会ってもらえるか頼んでみましょう。
利害関係のない目撃者の証言は警察にとって信頼が高く、客観的な目で状況を説明してもらえるので、より公正さを得ることができます。
事故に遭うと誰もが自分こそ被害者だと思い込みますが、自動車損害賠償責任保険では過失の大小にかかわらず、怪我があるかないかで被害者・加害者の区別をします。
双方に怪我がある場合は、ともに被害者であり、加害者でもあるということです。
※実況見分調書とは?
人身事故の場合に警察が現場検証を行い作成する書類です。どのようにして事故が起こったか、当事者双方も事情聴取されます。自分の意見は冷静にきちんと伝えることを心がけましょう。負傷して救急車で搬送されたため、相手の立合いのみで実況見分調書が作られる場合もあります。双方の言い分が異なり、後日トラブルの元になると予想される場合は、こちらの立会いでの調書も作成してもらえるよう、できるだけ早めに警察に申し出ましょう。
警察が到着する前の示談はダメ!
即決示談は厳禁です!
示談とは、事故で生じた損害の賠償金をいくらにするのか、話し合いで決めることです。
示談を急ぐと失敗します。
その理由として、
- 事故直後は、冷静な判断をするのが難しく、事故原因となった過失がどちらにどれぐらいあるのか明確ではない。
- 怪我や車の損傷状態なども、事故直後は不明確な部分が多い。むち打ちのように時間が経ってから症状が出たり、後遺症が残る場合もある。
- 事故現場で成立した示談の賠償金を、保険会社が認めない場合もある。
いったん示談が成立してしまうと、原則としてやり直しはできません。
支払うべき、受け取るべき損害賠償の金額も訂正できなくなるので、どちらかの不利益を生む結果になってしまいます。
特に傷害事故の場合は、怪我の治療経過によって医師の診断を待ってから示談交渉を開始すべきです。
間違っても、相手の都合で懇願されて、物損事故扱いにしてしまわないことも重要です。
相手を確認すること!
事故現場で相手の身元確認を忘れずに!
☆確認しておくべき内容↓↓↓
- 相手の免許証(住所・氏名・生年月日)
- 相手の車両ナンバー
- 相手の車検証(ドライバーと車の所有者が同じかどうか)
- 相手の自賠責保険の証明番号と保険会社名、加入年月日
- 相手の話(会話の録音やメモ)
- 相手の名刺
- 事故による車の傷・壊れたものなど
事故車が、借りた車や勤務先の車であれば、損害賠償上の対応も変わってくるので、車の所有者が運転者自身かどうかの確認も必要です。
損害賠償の請求先を把握するために、相手の加入している自動車保険を知っておかなければなりません。
任意保険の場合、その契約内容まで把握できれば、どこまで対処してもらえるのかもわかります。
自賠責保険は強制保険ですが、まれに加入していない場合もありますので、しっかりと確認しておきましょう。
病院・整形外科や接骨院・整骨院に通うべきか?
必ず受診しましょう!
事故状況が軽かったり、車の破損が少なくても必ず医療機関へ受診してください。
事故直後は、興奮状態にあってむち打ちのいたみや症状は乏しい場合があります。
数時間経ってから、または数日経ってから状態が悪化することがとても多いです。
ですので、事故直後に症状を感じずに大丈夫と思わず、必ず「人身事故扱い」にしておきましょう。
事故後1週間以上経過してから症状が出現して、保険会社に言っても、因果関係が取れずに補償を受けられなくなってしまうこともあるので、必ず病院へ受診してください!
交通事故に遭ったとき、あなたはどうしますか?
いざというときに慌てずに対処できるように、少しでもこのブログがお役に立てたら幸いです。
当院では、被害者救済に力を入れています。
治療はもちろんのこと、補償や手続きのサポートも徹底しています。
事故に遭われた方が、不利益にならないように、専門知識を持ってご対応いたしますので、お困りの際は、真っ先にご連絡ください!
次回ブログでも役に立つ豆知識をどんどん配信したいと思います。
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